ケントのブログ(ふわふわ)

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「バッタを倒しにアフリカへ」ですっかりバッタ博士ファンになりました

こりゃあ面白いしいい本だ!

バッタを倒しにアフリカへ (光文社新書)

バッタを倒しにアフリカへ (光文社新書)

少年時代にファーブルに感銘を受けて、昆虫学者を志し、博士号を取得したのち西アフリカのモーリタニアサバクトビバッタの研究をするために海を渡った通称バッタ博士、前野ウルド浩太郎博士の書いた本。

アフリカでは地平を埋め尽くす大群のサバクトビバッタが発生して農作物を食い荒らします。その被害は甚大で、聖書やコーランに記されているほど。アフリカの飢餓問題に大きく影を落としています。先生はサバクトビバッタの生態を研究し、果てはそこからこの被害を食い止めることを目的としています。

これねまず、先生の文が面白い。モーリタニアでの研究生活ではいろんなことが発生してそれが面白いんだけど、先生が書く文がまず面白いんです。羨ましいくらい、盗みたいくらい。

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コミケx叶姉妹xオタク論

僕はコミケが好きだ。

とはいってもコスプレをするわけでも、買い物をするわけではない。もちろん琴線に触れるモノがあれば買う気はあるのだが滅多にないために、人間観察したり、流行りを確認したり、なにより場の空気を吸いにいっています。(ロケット打ち上げレポートの本とか、コンビニ商品飲みのススメみたいな本とか、うどんの本とかを買ったことある。)

ちょっと言いかえます。コミケの空気が好きだ。

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失敗から学んだ、湯さまし選びのポイント

僕も最近まで知らなかったし、あまり知られていない食器もしくは調理器具の「湯さまし」。

求められる機能は単純で、お湯を冷ますだけなんですがなかなかいいものに出会えない。 これを読んだからと言って買い求めようとする人はいないと思いますが、後学者が購入するために考慮すべきポイントを書き記しておきたいと思います。

湯さましとは

玉露や上級煎茶、お抹茶を美味しく飲むためには、苦味を出さず、旨みを抽出する必要があります。そのためには適正な温度にお湯を冷ます必要があり、お湯を冷ます道具が「湯さまし」です。

風を通す機構などあるわけではなく、お湯に比べて相対的に冷えている器に入れて冷ますというだけ。茶碗や急須、湯さましに移し替える度に温度は下がり、1度移し替える度に約10度下がると言われております。

なので丼ぶりでも、茶碗でもコップでもいいんです。湯を移し替えやすいように片口(注ぎ口)が付いているものをお湯を冷ますの専用として、「湯さまし」として売られています。

容量

小さいものなら100円均一で、ドレッシングサーバーとして売られているものを利用してもいいでしょう。お客さんをもてなす訳ではないので、そういうのから購入しました。でも失敗でした。 f:id:KEN_T:20170817152320p:plain Google検索:「ドレッシングサーバー」/カップ状のドレッシングサーバーをイメージしてください。卓上にドレッシングを入れて置いてつかったりする。

少量の湯量でよい玉露や上級煎茶、抹茶ならまあこれでもいいと思いますが、僕は職場で寿司湯のみ*1を使って、上級煎茶をがぶがぶ飲むので、300mlほどの大きめのものに買い換えました。

標準的な量を複数人で注ぎ分けるにしても、小さいとちまちま注ぎ換える必要があるので、「大は小を兼ねる」です。茶器コレクションをするでもないのであれば、大きめのを用意しておくのが良いと思います。

湯さましの容量は大容量がいい!

厚み

たまたま僕が買ったものが薄かったのでこの点に気が付けました。

沸騰した湯⇒寿司湯のみ⇒湯さまし⇒急須の順に移していった場合でも、持てないくらい急須が熱くなります。きっと80度を越えていますね。温度計で計ってませんがほとんど温度は下がってないはず。60~70度になっててほしい所でした。

湯を冷ます行為は、器の冷たさを利用します。すなわち器自体の体積が大きいとよく冷めるということですよね。なのに僕が考えなしに買った湯さましはだいぶ薄いものでした。厚みがあるものを購入すべきでしたね。失敗です。

湯さましは厚みがあるものがいい!

器に対して湯量が多いというのもあるかもしれないなhahah

取っ手

温度が下がればこんなの気にしなくてもいいのかもしれませんが、取っ手がないと器があっついです。注ぎ終えるまで手放せないので、火傷するかと思いました。

取っ手がないのもあるのもどちらもポピュラーなようです。湯さましへ熱を移す仕組み上、取っ手がないと熱い部分を持たなければなりません。僕は断然取っ手付きをオススメいたします。

湯さましは取っ手付きがいい!

まとめ

単純な仕組みのものなので、購入時に注意するのはこのくらいじゃないかと思います。でも結構重要。僕みたいに失敗しないために考えられた商品もあるのかもしれませんが、こういった道具にはウリをアピールするパッケージや説明なんてありませんからね~。購入する場合は気を付けてください。

僕はこれらの重要さにまだ気がついた段階です。 さぁて、今持ってるのより、分厚くて取っ手があるものを探しにいくぞー!

波佐見焼 白 湯冷まし(後手) 40621

波佐見焼 白 湯冷まし(後手) 40621

萬古焼 湯ざまし 黒釉 8153-7050

萬古焼 湯ざまし 黒釉 8153-7050

*1:お寿司屋さんで見る容量多めの湯のみ。魚ヘンの文字が書いてるものだけを指す訳ではない。

シミとりレスキューに救われた

飲んだ時に友人が持ってたので僕も買って日頃から持つようになったシミとりレスキュー。

トップ シミとりレスキュー 17ml 吸水シート5枚

トップ シミとりレスキュー 17ml 吸水シート5枚

午後仕事がはじまってしばらくして、気が付いたらドレスシャツの左胸から右胸にかけて横断的にしみだらけ!

いつこうなった!?

原因は昼食の海鮮丼のしょうゆか?
→飛ばした記憶ないし、色も薄い気がする。

じゃあ今日初チャレンジしたプーアル茶のシミ?
→急須で淹れるし、こんなスプラッターするタイミングない。口からこぼれたとしたら下に向かって垂れるはず。

(これの3倍の被害あります。)

うーむ。原因は分からないが、こういう時のために買ってあったカバンに入ってるアイツ!…出でよ!シミとりレスキュー!

説明には特に書いてなかったが、裏からぽんぽん叩くのが良さそうなので、裏からぽんぽん。

付属の専用のシートに移すイメージでぽんぽん。

説明に書いてあったことには、周りから叩いていくのがコツらしいぽんぽん。

ふぅむ!色抜けたようだ。

乾くのを待ちますが、着るものないので着ます。

乾いてシミ部分を確認→問題なし!

これ凄いわ!!

カバンに入れててもいいと思うし、会社に置いてみんなが使えるようにしててもいいかもしれない!飲食店に置いてたらきっと喜ばれるけど、トイレ占有されないようにしないとね。

僕は近所のドラッグストアで299円で買いました~。

「私!もう!コレがないと生きられない!!」

トップ シミとりレスキュー 17ml 吸水シート5枚

トップ シミとりレスキュー 17ml 吸水シート5枚

ユニクロ エアリズムステテコ なかなか良い

シームレスVネックT最強

去年から導入した春夏のスーツスタイルの透け対策にユニクロのシームレスVネックT(ベージュ)は外せません。

www.uniqlo.com

汗の発散、サラリを保つのにエアリズムがちゃんと機能しています。

これは乳首スケ対策とも着る必要があります。白を着ると自分の肌の色の境界が目立つこともこのベージュで回避できます。シームレス(カットオフ/切りっぱなし)なので、縫い目がシャツ越しに目立つこともありません。すなわち最強。

シームレスなのでそのうちほつれるのものと思っていましたが、特殊な加工をしているようで今シーズン迎えてもほつれるそぶりがありません。

夏のライブでは自分の汗でTシャツがひっついて気持ち悪いです。見た目的にもダサい濡れシミにもなります。それ対策としてもこれをインナーにしておくのは僕の中では必須となっています。これを着ておくと野外でもTシャツを着替えやすいのも利点です。

今年導入エアリズムステテコ

最強を手にしたので他にはねぇがぁ~と。

エアリズムステテコなるものがあるんですねぇ。安くなってたので試しに買ってみました。(一緒に女性向けのリラコも部屋着用に購入)

www.uniqlo.com

家で着てもいいのですが、僕の目的はスーツスタイル時のズボンの下着としてです。湿気でもわっとした野外に出ると、湿気なのか自分の汗なのかでズボンがひっついたり引っかかったりしますよね。

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南部鉄器急須が僕にはあわない

日本茶マイブームで茶葉を買いすぎて、職場でも頑張って飲もうとしまわれてた南部鉄器急須をひっぱりだして持ってきました。

1か月間毎日使ってましたが使いづらい部分が沢山見えてきました。

ありそうな勘違い 鉄分が取れる

手にした後に知ったことですが、実は南部鉄器の急須では鉄分を摂取できません。理由は内側に琺瑯加工が施されているからで、鉄分は溶け出ようもありません。

でも確かに「鉄分が取れる」と聞きました。僕も聞いたことあります。急須でなく、南部鉄器の"鉄瓶"ならば摂取できます。お湯を沸かしたりするやかん的なやつです。あちらは内側に琺瑯加工がされていないので鉄分をちゃんと摂取できるのです。

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<独学>抹茶の点て方(随時更新)

f:id:KEN_T:20170316165931p:plain

日本茶のマイブームの流れで抹茶を飲みたいと思ったのですが、僕には茶道の先生がいるわけでもないので、WEBや本から情報をかき集めてまとめてみました。

まとめたのは茶道の作法はナシの、自分を満足させるためのお茶

とはいえ調べてみると竹製の道具などを使うので、その扱いはテキトーとはいかなそう。

ひとまずかき集めたこの覚え書きを土台にして抹茶をたしなんでいこうと思います。

基本を抑えつつも、やってるなかで省いても問題なさそうなところに関しては、横着する方法も書いておきます。

書き手(僕)は素人、読み手は一緒にやりたい!と興味を持ってくれないかな~と思って不特定多数の友人を想定しています。

間違いがある場合はご教示いただければ幸いです。

知見がたまるにつれ、随時更新としたいと思います。


目次

  • 目次
  • 茶道具
  • 道具をおろす編
  • 準備編
    • 抹茶
    • 水/お湯
    • 茶筅
    • 茶碗
  • 点てる編
    • 1. 抹茶を入れる
    • 2. お湯を入れる
    • 3. 点てる
    • 4. できあがり!
  • アレンジ編
  • 道具の片づけ編
  • 抹茶の保存編
    • 開封前
    • 開封後
  • 横着編
  • 参考にしたサイト
  • 最後に
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