ケントのブログ(ふわふわ)

技術メモ、アイドル、演劇、美術など分からないなりに

氣志團万博2013 房総爆音梁山泊 9/15(2日目)行って来たよ(追記あり)

去年2日間とも参加して楽しくも感動的だったイベントに今年も参加しました。 TMRキョンキョンなど知ってはいたけど、ライブでは聞いたことないようなアーティストの凄さを体感し、さらにオーガナイザーとしての氣志團のエンターテイメント性と、兄貴的な人徳が随所ににじみ出てるフェス。次回もあるならぜひとも参加したいと思っていたら早くも今年実現!2012年は興行的にも成功だったんでしょうね。

タイムテーブル順に感じたことをメモ的に書いていきます〜。

はじまる前

駐車場からシャトルバスで会場へ。時間は9時半くらいだったかな。バスはスムーズに会場へ行ったものの、入場を規制しつつだったので1時間ほどかかってやっと入場。スタッフの人数を考えたらこれが精一杯だったんじゃないかな。もう少し早く行くべきかな。

エビ中

ももクロファンからエビ中もファンという人が周りにいたものの、僕はそうはならなかったので、気にはなっていたが実物は見たことなかった。いつか見てみたいなと思っていたのが実現した。

朝から降ったり止んだりの雨の中のWelcome Act。 スケバンに般若の面というスタイルで登場。気合いの現れか、雨に打たれる花道へ行く覚悟か発狂に近い声をあいあいが発する!

濡れない為にはステージ上でパフォーマンスすればいいのだが予定通り?花道へ。当然雨に打たれてぐしゃぐしゃになるが、それを全く気にせず気迫に満ちたパフォーマンスを見せつける!

雨でマイクがいくつか壊れてしまい、互いにフォローし合う。マイクの聞こえが悪いものもあったが気にすることもなく気迫でカバー。

途中から雨が上がって、もうちょっと早くに上がっていたらと思ってしまうが、雨ゆえの気迫にあふれるパフォーマンスを見れたのはよかった。単に雨がそうみせただけかもしれないが、この日どのアーティストよりもロックだったと言っても過言とは思わない。

スカパラ(グッヅ売り場にいた)

そのときグッヅ売り場に。ホルモンのTシャツはなかなか手に入らないのにまだ余っているということで並ぶことに。スカパラが終わる頃にやっと買える段階になったが、並んでいるうちに売り切れてしまっていた。他のアーティストグッヅも人気のものから売り切れが散見された。

思ったより時間かかったのでだいぶ気合いを入れてWelcome Act前に購入する気で行かないと人気のものに関しては購入できないと思った方がいい。

あと去年はアーティストごとに物販ブースを構えていたが、今回は全部がひとつになっていた。販売員は均等に配置されていても人気によってブースに並ぶひとの数が違いすぎてバランスが悪かったからかな。

ホルモン

予讐復讐CDの中からと人気で踊れる曲を中心に爆音が響く!曲だけじゃなくMCでも多いに盛り上がった。 お辞儀のしすぎでいま腰が筋肉痛です。

超新星(食事タイム)

食わないわけにはいかないので、食事タイム。去年よりもフードブースが充実。地元の特産ブースもあった。

超新星みられるならみたかった。結構低音が響き渡るかっこいい音だった。

シャ乱Q

今回最年長?の大物さん。最盛期を薄い記憶にしかなくて当然ライブなんて知らないのでどんなもんなんだろうということで結構前で観た。(雨のせいで地面がどろんこ。田んぼみたいになってて、みんなそこを避けるのでゆったり観れた。根っことか掘り返ってて、公園の芝を修繕するのはどうなるんだろうと気になったり・・・)

セットリストは昔にアルバムとか聞いてて有名なやつなら分かるだろうとタカをくくっていたらほとんど分からんかったw

メンバーのベテラン感は半端なくて安心して観れる。客を巻き込んで楽しませる仕掛けとして、ちょちょいと挟むフリコピしやすいダンスとか、コール&レスポンスをみるとトップクラスのエンターテイナーだったんだと感じた。(僕の中で芸事の最高評価は「エンターテイナー」です)

ただし、つんくの声量は落ちていたのは明白でした。

つんくがステージ上でスタッフやメンバーに身振りで指示を出していた。メンバー全員がプロデュース力があると聞いていたがそれを垣間みた感じですね。

自分らをどうみせるか、どう見えてるかまで意識がいってる雰囲気で、それも当時からにじみ出ていたからモー娘。をプロデュースするに至ったんだろうな。

シャ乱Qのスタッフへの指示と経験の高さからシャ乱Qのステージ監督?演出?はいないかもしくはメンバーの指示を受ける側になってるんじゃないかなとさえ思った。あんなじゃあたま上がらんでしょさすがにw

「プロデューサーつんくはなるべくしてなったのだ」

終わりに「エビ中の時、雨やったやろ?この後ももクロの時もザーッくるからな!」的なこと言ってて面白かったw

VAMPS

去年はみなかったけど今年はみた。ファンタジーだなこりゃ。女性人気が高いけど、ラルクからのファンも多いので男性客も熱狂させる。

曲は知らなかったけど、観客とのコミュニケーション多めで盛り上がってた。

しゃべり方がピロートーク調で中々恥ずかしい感じw。女性人気は分かります。セックス&ロッケンロールですもんね。音楽に下ネタはつきものです。

モノノフに言いますが、ももクロ待機はいただけない。他のアーティストさんからももクロファンはマナーが良いとされてて、(自分のことを指して言われた訳ではない言葉だけども、)僕はそこに少しの喜びと誇りを持って行動したりもしていました。

明らかに自己中が増えてこっちまで迷惑が及んで来たりで最近そういうことは言われなくなりました。寂しいなと思います。

非常に残念。みんなが楽しいことが一番じゃないですか?

ももクロちゃん

ももクロちゃんが目当て! 氣志團(万博)xももクロちゃんが決定した時点で即決でチケット申し込み。

ここが一番色々書きたい所だけど案外書くことないな^^;

君が代からはじまり最新アルバムと代表曲とヒット曲から安定のセットリストと言った所。

案外最新アルバム5th Dimentionで予習してくるひとが少ないのか、ポカーンてひともいた。あとは特定のコールがないので盛り上げる気まんまんのファンにはブレーキがかかって空ぶかし気味のひとがいたり。

真横から確認できたエビぞりジャンプはいつみても瞬間最高視聴率!って感じで盛り上がりのピーク!盛り上がりを爆発させる。ジャンプを確認したファンの「おおー!みたぁー!」っていう笑顔ととも盛り上がりをエスカレートさせるのをみるとやっぱももクロすげえなと再認識。

去年に引き続きテンション高かったのか夏菜子の声がうわずっててアニメ声みたくなってたw

黒夢

大分体力を使ったので後ろめから休憩しながら観てた。

氣志團

オーガナイザー氣志團兄さんのおおとり。

格闘イベントPRIDEの音楽とレニーさんのナレーションが演出に使われた。ももクリでも2年連続使われる演出で鳥肌がたった。ももクリがあるからというか、この曲とレニーさんの声のパワーでしょう。

ものすごくかっちょええ和太鼓による演舞は氣志團の二人も加わり、野太い打音と気迫で会場を飲み込んでいく。

日本の現在と過去、古からの音楽をすべてなぞったエンターテイメント。

氣志團は過去の作品のオマージュして、お笑いにしつつもリスペクトを忘れないバンド。君が代をやったももクロも同じように過去のものを踏襲して自分たちのものとして取り込んでいる。温故知新ともいう根底のスピリットを共有しているから氣志團ももクロは引かれ合うんだろうな。僕は大歓迎です。

去年写真を一緒に撮っていただいた、ホスト側のキッシーズ(氣志團ファン)さんが今年は少なくてちょっと残念でした。キッシーズさん見た目は氣志團ルックなので厳ついんですが、根は優しいんですよね。去年の万博には沢山いて、ディズニーランドでキャラクターを見かけて「ランドに来たなー」って思わせてくれるような存在で凄くいい役割だったんですよね。

「オーライ」の掛け合いは去年と同じネタだった。これって毎度変わる訳じゃなく、ライブでの定番ものなのかな。

途中ももクロちゃんも登場! 二年連続ラストの氣志團を盛り上げるももクロちゃんの登場は良い関係だということを示しているね。

ももクロが登場して氣志團とのココ☆ナツ氣志團兄貴のモノノフへの粋な計らいでもあった。 ももクロちゃん氣志團の曲をカバーしたり、ももクロ参戦がいち早かったり、「合併して、ももクロ万博でいいよ」「モノノフとキッシーズも合併だ」と綾小路に言わせたりする蜜月関係は観ていてうれしい。

あまり聞かない氣志團の曲はいい曲ばかりで今度TSUTAYAで借りたいと思います。vs. DJ OZMAのDVDもいつか買おう!そんでもって主催者としてのメッセージも心に響いてくる。この人は想いを言葉にするのが凄く上手な人で、純粋なひとなんだなと思いました。

氣志團の特に綾小路翔さんの自己プロデュース力というのは凄いと思うし、それはシャ乱Qにも通じるものがあるのかもと思った。他のアーティストやアイドルに曲を書いたりするのはないんだろうか。

ヤンキーな見た目は嫌われがちだけど、ヤンキーな見た目も心もかっこいいものなんだぜって証明しているような気がする。

今や本気のヤンキーからしたら、犯罪を犯す勇気のないファッションヤンキーにしか見えないかもしれないが、ヤンキーのかっこいい所は確実に見せつけてくれている。

僕はただのヤンキーは圧倒的に嫌いだけど、氣志團は好きだな。

自分の趣向にあったインディーズ音楽やロックバンドを追ったりして、そんなアーティストを集めたフェスもあるけども、メジャーで安定的に人を喜ばせることができる実力と人気のあるアーティストを集めた、氣志團万博みたいなJ-POP(K-POPを抜いてるつもりはなくテレビとかで幅広く賑やかす存在の意味)のフェスってのも大切だと思うな。

自分向けのお気に入りの音楽を追う前は、原点はみんなJ-POPを聞いていたわけだもんね。音楽の楽しさががそこにあったと思うんだ。メジャー音楽って改めていいなって思うよ。年をとったかな?w

終わった後

去年に引き続き軽く雨が降った。

去年の反省を生かしてか出口は2つに増えていた。だけど規制退場に時間がかかる。かかる。

立地上電車で来たにしても、車で来たにしてもバスによるピストン輸送になってしまうので、どうしてもそうなっちゃうんだろうけど、もう少し良い方法はないのかな。せめて駐車場を徒歩で行ける範囲にして、その分のバスを電車組に回すとか。そうでないなら場所を変えましょうよ。ここの部分は大分改善してほしいところかな。千葉県民なのに帰りが大分遅かったですよ。

木更津市のパワーは借りれないのかなー。屋台は出てたけど、会場と駅の間にお店とかないし地元にお金はほとんど落ちなそうだから無理なのかしら。

駐車場へのシャトルバスへの列が特に時間がかかる。列をぐいぐい抜かしていく人がいた気がするけど、気のせいかな。気のせいがいいな。同じことしたら同じ糞人間ってことになるからしなかったけど、正直者がバカをみるのは良くないと思います。 遠かったけど駐車場まで徒歩で行ってもよかったかもしれない。場所を記録しておけばよかったんだけどそうしなかったので仕方がない。

まとめ

オーガナイザー氣志團兄貴のにじみ出る人徳に満たされた、客を必ず満足させるフェスがこの氣志團万博です。

他でみれないラインナップで日本や日本のメジャー音楽を改めて好きだなーって思えるフェスでもあります。

日本の夏の終わりを告げるフェスでもあります。夏の最後の良い思い出になります。

また来年開催を多いに期待します!

あと入場退場を改善するか場所を変えてほしいな。そこだけ。

追記 9/16

飲み物について

去年が凄く暑くて飲み物を買うにも長蛇の列という状態だったので、2Lの水と1.5Lのソルティライチを凍らせてクーラーバックに入れて持っていった。予報では雨だったので無駄かなと思ったけど結局暑かったので持っていって良かった。列に並んでばかりでパフォーマンスがみれないのはばかばかしいもんね。

ペンライト