ケントのブログ(ふわふわ)

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読むはずのなかった本「アルケミスト」を読んで

忘年会の本交換で出会いました

先週仲間内の忘年会がありまして、
家でみんなで料理を作って飲み食いが主な予定。
ちょっとイベントみたいなの欲しいなーと考えて、
クリスマスも近いので本縛りでのプレゼント交換を提案しました。

僕の知らない本にはなかなかたどり着きません。
僕の知らないことはみんなに教わるのが一番!

自分の欲のための提案だったんですが、
みんないい企画だって好評でした!やった!

オススメ本って教えてもらっても案外自分で買ってまでして読みませんよね。
「せっかくもらったんだから読もう」っていう強制力が働くのもプレゼント本交換の功罪だなって本をもらってから気が付きました。

本はあみだくじで交換。
自分のが戻ってきたら隣の人と交換というルール。
本はラッピングされてわからない状態で手元に来て、
プレゼント本を選んだ人がオススメの理由を簡単に話して、
もらった人が本をオープン!
そんな感じで僕の手元に「アルケミスト」が参りました。

選んだ人による「アルケミスト」のオススメ理由

後輩の女性からもらった「アルケミスト」は、
僕にとっては名前も聞いたこともない本でした。

だいぶいい本だってことで自信持ってオススメされました。
読むタイミングによって解釈が変わる哲学的な本で、
薄い本なので何度も読み返しやすいというのもセールスポイントらしい。

実は同輩の友人もこの本が選択肢に入ってたらしく、
2人からのお墨付き本ってことで期待が高まります!

ちなみに僕の選んだ本は「星を継ぐもの」でその同輩の友人へ行き渡りました。
もともとそのうち買おうと思ってた本だったみたいだったのでほしがってる人に行って一安心。
僕のオススメコメントは「SFっていうとSF映画の幼稚なイメージが付きまとうけど、SFって実は全然違っていて、そのイメージが払拭されるほど面白いジャンルなので、一度SFの地に足を踏み込んで欲しくて選びました。」ってところです。(だいぶ意訳しましたがw)
僕はSFすげー面白いから!って言えるほどSFを読んだわけじゃないんですが、
これを期にSF仲間が増えたら楽しいなと思ってという
裏の企みも実はありまして選びましたwニヒヒ

そしてやっぱり僕の知らない本「アルケミスト」が手元にやって来ました!
当初の目論見があたり大満足です!

ということで早速翌日から読み始めました。

そして一週間後「アルケミスト」を読み終えました。

読み終えたのでやっぱり感想を書くのが礼儀かなと勝手に思いまして〜
勝手にそうさせていただきます。

地域としてはスペインから海をわたってエジプトへ。
車などはなく船やラクダで旅するファンタジックな世界観。
アルケミスト=錬金術師」というところから中世が舞台かなと想像するけど、
スペイン、イギリス、フランス、ドイツ(、たしかイタリアってのもあった)という表記から1900年代後半かなと予想できます。(いつからその国名で呼ばれてきたかってのは色々説がありそう)
だけどそんな時代に「錬金術師」というのは時代錯誤な気がします。
翻訳者が翻訳する時に現代の国名に直したのかもしれないし、
もともと時代設定とか曖昧な世界観なのかもしれない。
あくまで物語ということであまり気にしないようにしました。
(どなたか正しい時代推定が出来る方教えて下さい)

前評判通り哲学的な本でした。
中学生くらいまでは普通にファンタジーな物語本として楽しめる本ですし、
大人は「これは別の何かを示唆している話だな」と置き換えて読めます。
J-POPの歌詞のようにとらえる人がその時に感じて当てはめて楽しむのと同じですね。(って一緒にしたら怒られるかな)

物語の中で何度も繰り返されることがあります。
【人生に起こるすべてが前兆なんだよp83】
【「おまえが何か望めば、宇宙のすべてが協力して、それを実現するように助けてくれるよ」p49】
状況状況で様々な人にアドバイスされる言葉は違いますが、
だいたいこんなことをアドバイスされます。

そう。
僕もそれなりに時間を生きてきたつもりですが、人生で大切なことって少ないんですよね。
色々な本とか歌とか聞いてきましたけど、みんな同じことを言ってるなってね。
結局シンプルなところに戻ってくるんだなあと。

そういう意味でこの本はビジネス本だったり自己啓発本として読むことができます。
夢をかなえるゾウみたいに具体的な手法は書いてないけど、
同じようにストーリー形式で人生の糧として読めます。

ディズニー映画とかファンタジーな絵本とかRPGとかを楽しんでるような、
不思議な世界観でワクワクしながら読めました。
どの登場人物も運命を司る神様の化身なんじゃなかいかなとか、
主人公の少年に話しかけているけども実は読者の僕に話しかけてて、
「僕のための本」なんじゃないかと思わせてくれる本でした。

なんだか不思議な本。
いい形容詞が見つからないけど、こういうのがいい本なんだろうなって感じました。
何度読んでも廃れることはないこういう本が名作とか言われるんだろうな〜。
宗教の経典とかってこんなんなのかな。
この本もバイブルって言葉が似合うと思う。

あとがき

あとがきを読んでみると、
名前は知ってる「星の王子さま」も「アルケミスト」と並ぶ本らしい。
「読んでないのかよ!」ってツッコミはバシバシ受け付けますw
これもいい縁だと思って近いうちに読んでみようかと思います。

線を引いたところを引用

これまで本に線を引くことはほとんどしてこなかったんですが、
線を引くことで集中して読むことができる、
あとでそこをキーに読み返しをスムーズにできる、とかとかのために実験的にそうしてみることにしました。

  • 「おまえが何か望めば、宇宙のすべてが協力して、それを実現するように助けてくれるよ」p49
  • 「おまえは常に、自分が何を欲しているか知らなくてはならない」p67
  • そしておまえが来る前よりも、わしはだんだんと不幸になってゆくような気がする。なぜなら、自分はもっとできるとわかっているのに、わしにはそれをやる気がないからだp69
  • 僕はいつでも戻って羊飼いになることができるp76
  • 決心するということは、単に始まりにすぎないということだった。p81
  • 人生に起こるすべてが前兆なんだよp83
  • もし運命を追求していれば、全宇宙が成功を助けてくれるはずだった。p108
  • 「学ぶ方法は一つしかない」と錬金術師は答えた。「それは行動を通してだp148
  • 「傷つくのを恐れることは、実際に傷つくよりもつらいものだと、おまえの心に言ってやるがよい。p154
  • 「おまえが自分の内にすばらしい宝物を持っていて、そのことを他の人に話したとしても、めったに信じてもらえないものなのだよ」p158

(書くのにかかった時間:2h30m かかりすぎだな〜)

おすすめ度:★★★★☆(誰にでもオススメ!)

こちらもどーぞ!

[読書メモ]星を継ぐもの はじめてのSF小説!むっちゃ面白い! - ケントの.com : http://kentno.com/post/61030939482/sf

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