ケントのブログ(ふわふわ)

技術メモ、アイドル、演劇、美術など分からないなりに

超特急がももクロ以来のディープインパクトで気になってる(1)

今回は超特急について語ります。

K-POPだよね?超新星じゃない!お笑いで聞いたことある?それ超新塾!いやいやアイドル、いや、非アイドルの日本人男性ダンスボーカルユニット超特急です。

最近ボクは女性アイドルばかり見てましたが、それに限らず男性アイドルグループも同じアイドルなので一度生で見てみたいなと思ってました。だけどなかなかジャニーズは公演機会が少なかったり人気すぎてチケット取れないとかでいけてませんでした。

フジテレビNEXTで超特急の特集番組があったので見てみたら好印象。男性ファンだけを集めた男祭りライブがあったらしいことを知りました。その後超特急については能動的には見に行かないけど、たまたまテレビに出てたなら見たいなくらいの心持ちに。それでふとした時に第2回目の男祭りライブがあることを知り、参加すべくCD買ったりライブ動画を漁ったりとをこの10日くらい行ってました。

こんな衝動はももクロファンになりはじめた以来。これが長く継続するかで僕の趣味や価値観に新世界が広がるかどうかですね。

男ファンだけで行うライブ男祭り(BOYS GIG)のチケットは確保しました。せっかく気持ちが高ぶってるのに、ライブがわけわからないまま終わってしまうってことがないようにするための予習。…のつもりでしたが、男だけのライブってだけで盛り上がりそう!女性に気兼ねなく盛り上がれるのもしかしてこれだけかもという目算もあって予習に熱が入りました。

勉強してきて知りましたが、超特急には独特なシステムや設定的なものがあります。それが良い効果につながって、おもしろさや人気につながってるんだろうなと思うことがいくつもあります。簡単にいうと予習してきて思った僕なりの超特急の面白さとその秘訣ですね。最近始まった一夜漬けみたいな見解なので、将来また印象が変わることばかりかもしれません。が、それはその時書き直すということで、現状のそれについて書いてみます。

下書きだけで4時間かかりましたので分けて投稿することにします。

超特急とは?

まずどんなグループなのかの紹介です。超特急は、メインダンサー5人とバックボーカル2人の男性7人組グループももクロなどと同じ事務所のスターダスト所属。年齢は20歳前後。7人それぞれのメンバーカラーとともに1から7の号車番号がついていて、ファンのことを8号車と呼ぶ。目標(終着駅?)は東京ドームでのライブ。あくまで非アイドルである。細かくは後の章で追って説明しますね。

特徴としては、【メイン】ダンサーと【バック】ボーカルというのと、電車設定でしょうか。事務所がももクロと同じスターダストということで、【客を楽しませることが一番正しい】感じは共通していると思います。そういう意味でももクロで育った僕には安心して楽しめる環境があります。

メインダンサー&バックボーカル

5人のダンサーがフロントセンターで踊り、バックボーカルが左右後方で歌う。言葉の意味はわかるけど実際どうなの?って感じだと思います。僕は結果的にスゴく良い風に機能していると思います。

普通はメインボーカル&バックダンサーですよね。EXILEのテレビ出演をイメージしていただければ分かりますが、ボーカル二人がいい表情いい声で高らかに歌ってる映像がメインで、ダンサーが背景にいる、引いた画の時にダンサーみんな写ってるという感じですよね。そんでもって一般人の印象としてはボーカルの名前は覚えてるけどなかなかバックダンサーは覚えれない。正直印象もないといった感じですよね。テレビ以外のメディアでの扱いもボーカル偏重になりがち。バンドとかでもそうですね。EXILEは人数が増えて覚えにくくなりましたが、在籍歴の長いメンバーは比較的メディア出演もあって覚えてもらえる状況だとは思いますが。どんなグループもどうしても認知に偏りがありがちだと思います。

それが超特急のように入れ替わるとどうなるか。超特急の場合はダンサー5人はど真ん中で踊ってます。バックボーカルは後方左右に分かれて歌っているといった状況です。ひとりを頂点としたVの字の陣形があったら上の2つの端がボーカルです。まさに後ろからメインダンサーたちを支える形です。実際にボーカルの2人は「ダンサーを支える役割」と言ってます。

ちなみに申し上げますが、変速的なスタイルを取っているためイロモノと思われるかもしれないので言っておきますが、ダンスも歌もそれぞれスゴく上手いと思います

歌を届けるバックボーカル2人が支えるのがフロントセンターで踊る5人。ダンサー5人は楽曲の世界観を表現して魅せています。ライブ活動をメインとしていますのでステージを大きく使って体で表現できるというのは強みです。どこでもステージビジョンがあるわけではないですからね。パフォーマンスで表現すべき部分はダンサーに託している感じです。

はじめはお偉いさんらの突拍子もない案で、特にボーカルの2人のメンバーは面白く無いと思ってたと思います。だけど案外違和感ないんですよね。ボーカルもダンスも100%をぶつけられる感じで一つの発明と言っても良いんじゃないでしょうか。

CDでは当然ボーカルの主戦場です。そこはどうしてもそうなるので現場ではダンサーがメインというのはバランスを取っている感じがして、不公平感がなくていいです。メインボーカル制だと、ひたすらボーカル偏重な感じがCDでも出ますからね。芸能界で戦うというだけで人気や役割によってシビアな立場を担うこともあると思います。このシステムのおかげで同世代メンバーが「あいつばっかり!」とかなくて、「適材適所の役割分担だ」と一緒に頑張れるというのは観ているこちらも精神衛生的によいことだと感じます。

ライブ会場ではメインはダンスでそれを支えるボーカル。「CDではボーカルしか聞こえないけど、ライブ会場での踊ってる姿を思い出してもらえるように頑張ります」的なことをいっていた映像を見てました。このシステムのおかげで、お互いちょっと不満がある状況にあるっぽいんですが、メリットもお互いに分かって享受しています。だから支え合える。メンバーみんな前に出る、下がるをわきまえてて、芸能界でやるには仕方ないよな〜って思う感じもなくて、裏の葛藤を想像しなくてもいいというのは好印象なポイントかと思います。

つづく