ケントのブログ(ふわふわ)

技術メモ、アイドル、演劇、美術など分からないなりに

モノノフがカラフルなまま「家⇔現場」の移動するようになっちゃった説

僕もももクロファンでいわゆるモノノフなんですが、ライブ現場だけならつゆ知らず、家からカラフルな格好で来る人がいて人目でもモノノフとわかり、事情を知らない人たちは何事かと目を丸くしています。福岡ヤフオクドームでのライブの時は羽田空港からカラフル。ライブの前後、博多市内そこかしこでカラフルで痛々しいし恥ずかしいしで、ひと事だけど正直やめて欲しいと思ってます。僕は現地で着替えるるタイプで僕の周りのモノノフもなぜか同じタイプの人ばかり。ちょっと腰元を見てみたら実はキーホルダーがぶら下がってる程度です。

昔はそういう人はいはなかったと思うんですがいつからかなーと考えてみましたら、ひとつの説を思いつきました。多分これで正解じゃないかなと思ってます。

ギャラパーが発端?

何が発端かと言うと通称「ギャラパー」というグッヅだろうと僕は考えました。

ギャラパーというのは、galaxxxy(ギャラクシー)というブランドがももクロとコラボした時の、ヒョウ柄パーカーを指し、メンバーカラーがラインナップされモノノフはそれをギャラパーと呼びます。今はコラボ契約が切れたのかあるタイミングで販売が終わりそれと入れ替わるように公式のパーカーが販売されるようになりました。

今はその公式パーカーが着用率が多いですが、ギャラパーは今でも根強い人気です。(僕は全くそうは思いませんが)欲しいひとがいるので、きっと今でもネットオークションとかで高値でやりとりされているんでしょう。

そんなギャラパーが全盛期だった2011年末頃、モノノフファッションは現場およびその付近で着替えるのが主流でした。モノノフのグッヅ購入の客単価はばかみたいに高いので、現場に着いたらみんながみんなモノノフファッションをしていて「ああファンがこんなにもいる」というのを感じて今日ここで祭り(ライブ)があるのを実感していました。

会場まではモノノフも一般人ルックな時代、、、そんな中の唯一の例外がギャラパーです。ギャラパーはももクロとコラボしているが正真正銘のファッションブランドという名目がありますので、ちょっと派手ですけど家からざっくりと羽織って来る人が多くいました。「アイドルのグッヅじゃない。ファッションブランドのものを私は着ているのだ」と言わんばかりに。

Google画像検索 ギャラパー
(Google画像検索 ギャラパー)

その見た目が、集まった時の見た目も含め印象的なのでギャラパーが好きな人や憧れる今でも多いんだと思います。(実はビームスコラボのパーカーとかもあって、友人がそれを着ていて密かにチョイスセンスあるなと僕は思ってるんですが、古いせいでそれがももクログッヅと認識すらされていないかもしれないと思うとなかなか寂しいなと思っています。閑話休題。)

「モノノフファッションだけどファッションブランドのものなんだぜ」というある意味免罪符的に使われていたギャラパーでしたが、そんな文脈はいつしか忘れ去られ、その他のパーカーもハッピもTシャツも家から電車乗ってくる場合でも身に着けちゃうという今の状態になっちゃったんじゃないかというのが僕の説です。

今はちょっと落ち着いてきましたが、一般人の印象を悪くするようなやんちゃなモノノフが悪さをして、それがモノノフファッションしていると他のみんなも同じ風な奴らだと思われてしまうじゃないですか。ただでさえ大量の人が一箇所に集まるから印象が良くない。そういうのもあるからと説得したいけど、そんなのは説得するための口実みたいなものです。僕個人としては「恥ずかしいな」と。ディズニーランド出ても耳つけてるようなもんだなと思ってます。