ケントのブログ(ふわふわ)

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<コラム>余計には支払いたくない

保険料の無駄

生命保険会社の飛び込み営業が来た。 「この地区の担当になったから挨拶に来た」のだと言う。 こちらは正直「知らんがな」である。

「名刺とパンフレットを渡したいので」と言うので「分かりました受け取りますのでそこに置いておいてください」と言い切って帰ってもらった。あっちの立場からしたら厳しい相手かもしれないが、仕方ない。 もし「名刺交換したい」と言われたら「今忙しいから」と言う風に分岐するが、その後に続くのは「そこに置いておいてください」へとつながる、シングルエンディングシステムを採用している。

彼らはこのやり方でどれだけ契約に結び付くのか分からないけども、自分の生命保険料のいくらかが彼らに支払われることを考えたら無駄にしか思えない。彼らを削減して保険料を安くしてほしいもんだと思うが、彼らと契約している訳ではないので言えた立場ではない。(という所に目を付けたライフネット生命とかネット系の生命保険会社が今はある。)

携帯キャリアショップ店員の人件費

似たようなのを思い出した。携帯キャリアのショップ。全国色んなところにあるソフトバンクショップとかドコモショップとかの話。

(今は格安SIMという選択肢が出てきたので一概に高いとは言えないが、)僕らが支払うそんなに安くない携帯料金が、電波環境の維持、強化に使われているならまだしも、無駄に多いショップ店員らの人件費にどれだけ消えてるんだろうと考えたら「なんだかなぁ」という風に思う。

そこへは携帯が壊れた時くらいしか行きません。1年に1回くらいでしょうか。まれに行く時があっても、土日ということでショップはいつもパンパン。時々行く病院がじっちゃんばっちゃんでパンパンな時と同じような心境です。ショップなんかに言ってられるかといって代替できる場合はサポートへ電話するんだけども、そちらも繋がらないことが多々。イライラします。

分かりづらい料金システム、分かりづらいプラン変更、分かりづらい携帯操作…。 これらが彼らをショップに引き付けるんでしょうね。

そんなのソフト面もハード面も売り物として不完全すぎやしませんか。こんなにサポートが必要な商品って他にみあたりません。

ネットワークやソフトを売りにしている会社が結局人力で解決ってだいぶ格好悪い。ネットか電話でできるものは、誰もが自宅から解決できるようにしてください。

人力で非効率だった部分を、IT技術で効率的にする。今ってそういう時代のはず。(携帯がないと不便な世の中になったから仕方なしに使う人もいるのにキャリアはそんな人にも「便利ですよ」と複雑なものを握らせニヤニヤ。なんの詐欺だ)

そんなショップへ行かない人間は、そういう人に比べて余計に料金を支払っている気がしています。むむ。書いていて「労働者の税金で非労働者を支えてる」話と似てる気がしてきましたよ。

不完全な商品のために尻ふき要員がこんなに必要ってどうなんでしょう。そんなとこに雇用を生み出す(わあすごい!)前に、要員がいらなくなるような分かりやすい商品を作って欲しいです。

携帯電話期後半には、シンプル機能な携帯としてらくらくフォンとか出ましたが、料金プランやプラン変更にまでそれを適用とまでは発想はいたりませんでしたか?惜しい。

分かる人には分かる人向けに複雑高度な商品を作って、自分で面倒みる分安く。そうでない人には簡単で最低限のを提供し、サポート分だけ高く。それが公平ってやつです。

ああ、そうか!前者のが近年出た格安SIMってことですね!今気が付きましたが、実は答えはすでにあったんですね! ということで9月の2年縛りの呪縛から逃れたタイミングで僕は格安SIMへ飛び立ちます。(肩に乗ったキャリアショップ店員を下して大空へ高く飛び立つイメージ(下からのアングル)で)


人の特になる記事ばかり書くのを意識すると書きたいことも書けないので、思ってることを書いてみました。なんとなく雑誌の連載コラムみたいな雰囲気で書いてみました。

GET iT OUT

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