これは全員必読の【体臭の教科書】！ - ケントのブログ(ふわふわ)

　タイトルを見たときは、外国人と日本人との比較だったり、外国人に日本人の臭いってこう捉えられているというのが書かれているのだろうと思っていました。ですが、それは一部の一部。この本は日本人の自身の体臭への無自覚に警鐘を鳴らし、改善するハウツー満載の教科書とも言える本でした！誰に対してもかなりおすすめの本です！

　日本は清潔な国であると自負していて、体臭も心配するほどのものではないと思っている日本人ですが、外国人からはそう思われてはいない。体臭は遺伝的なものだ、体質的なものだと諦めているひともいますが、多くは生活習慣からくる体調の不具合に起因することが多いそう。細かくは本を読んでもらうとして、ざっくり説明すると「体臭がする」「体臭が強くなる時がある」というのは、肝臓に負荷をかけすぎて毒素が分解されず、それが汗とともに発散してしまっている状態。体に対してキャパオーバーな生活をしている証拠。体からのシグナルとも言えます。どういったことが起こっているのか、どうすれば原因と臭いを改善できるか詳しく書かれています。

　それに口臭に関しても多く記述されています。これもざっくり言うと、歯磨きが適切でないことで歯周病になり、体内に菌が侵入。体内のいたる所でその菌が体調不良の原因となり、場合によってはがんの原因にもなるそう。口から肛門までを管と考えると人間はちくわみたいな形と見ることができて、そうした時穴ではないちくわ本体は通常時無菌状態でいられるそう。しかし、歯磨きがちゃんとできていないせいで常に体内に菌を供給してしまう状態の人が８割いるそう（歯周病は日本人の８割と言われている）。　対処法も書かれており、それを聞いて早速歯磨きの習慣が変わりました。原因がわかれば結果にすぐ影響が出そうな感じがするので取り組みやすいです。（世界の歯磨きの常識は、日本にはまだ浸透しきれていないようです。就寝前、起床時に歯磨きでOKで、各食事後はカスを落とす程度で良いそう。）

　自分の臭いは自分ではわからないので、一度読んで自分を見直すといいと思います。実際には世間の電車内の臭い人たちにもぜひとも読んでほしい代物（とかいいつつ実は僕も臭いと思われているかもしれないので怖いところ）。

　原因やおそろしさ、対処方法が沢山載ってます。この本は得るものばかり！本にかなり線を引きました。日本国民全員が知っていてもよい内容だと思います。万人に対して超絶オススメ！