ももクロちゃんの男祭り2012の興奮
男祭りから1週間も時間が空いてのポスト。
書き残したメモを参考に思い出を記録しておきます。
男祭りとはももいろクローバーZの男限定祭りで2011年に引き続き2度目の開催。先月は女祭りも開催されています。
僕の中ではももいろクリスマス2011がももクロのライブの中で最高位置に存在していましたが、それを押しのけてしまうほどの充実感。幸福感。最高すぎて半ば夢心地でした。
(by natalie)
武道館のアリーナ部分が全て舞台セット!
事前情報からアリーナ席が存在しないという情報があり、どんな思い切った舞台なんだと期待していたんですが、想像を超えたセットであった。
特徴は観客席に沿った花道。特に斬新なのは中央の床がディスプレイになっていること。アリーナをつぶしたことで観客席は舞台を覗きこむ形になるためにこれが可能なのです。 そしてどこからも距離が近い!マイクのスイッチが切れたアクシデントの時でも声が聞こえましたし、ライブの最後にいつもある、マイクなしの全力ありがとうございましたー!が生声で聞こえるほど!普段は手に持つマイクに多少声が入ってるおかげで遠くてもちょっと分かりますが、今回はちゃんとした生声を聞くことができました。
舞台床がディスプレイなため、映像の中にメンバーが浮かんで見えるように見えるんですよ。めくるめく花柄が映されていた時は空間が夢の中にあるのかと思ったほどです。
そして下から照りあげる照明の役割もしていました。照明が消えてメンバーがたつところだけがポゥっと光るのは幻想的。
はじまって2曲目には、夢心地ながら「2,3時間後にはこの夢が終わっているんだ」と考えると終わってほしくないと、終わるのは嫌だと考えるほどでした。ふたたびこのセットでやってくれ!と言いたいですが、ももクロサイドは毎度チャレンジングで想像を超えてくるので、もし100万人がそう言ってもこの夢の空間を再び作ることはないでしょう。そう考えるとかみしめるようにライブを楽しみました。
高さを存分に生かした演出
舞台が中央のアリーナにあるおかげで、舞台が低い。そして武道館は中央の天井が高い。おかげで縦に広々とした空間ができました。そうなるとちっぽけに見えてしまいそうですが、ステージや空中に浮かぶ全ての照明が空間を上下左右にひねりながら照射。これは360度ステージゆえに可能で、より幻想的で大きな空間を演出。その中でもひときわ大きく映るのがももいろクローバーZのメンバー。いつもにもまして男気あふれるパフォーマンスで舞台を広く動き回る!その熱に観客は歓声をいつも以上にぶつける!
男を意識したパフォーマンス
角田さんの男な「よっしゃあ漢唄」の熱唱。極真空手によるブロック割り、バット折り、氷柱割りの演武。悪役プロレスラーらの乱入。どれもアツく、楽しく、物凄く盛り上がりました。 反対側で氷柱割りをやっているんですが、それでもドガッと折る瞬間の迫力。観客はみんな釘付で大歓声だし!鳥肌は立つわで凄かったです。というか雄たけびにも近かったように感じますwおかげで衣装チェンジの時間だったのですが、全く待たされている感じがありませんでした。普段ケータイで時間を見たりするんですが、会場を出てしばらくするまで見ることはありませんでした。
個人視点(キモめ)
観客席に近づくようにつくられた花道。幸運にも2階席3列目ということで接近してきたときに覗きこめばメンバーの笑顔が間近に!この幸せな席だったこともあってか僕イチのライブになったのかもしれません。メンバーが近づいてきてくれた時の曲は正直なにをやっていたか忘れました。たしかバイオニックチェリーだったかな。それとあともう一曲w。忘れるくらい夢中で手を振ってました!
僕の推しはしおりんで、メンバーはまんべんなく花道を回るようになっていたため、しおりんもしっかり目の前に!
ヤバい!かわいい!
かわいいんですけど、他のメンバーと比べるのはよくないけど、歌やダンスに集中していてあんまりファンの顔が目に入っていない感じ・・・。それでも必死に手を振るんだけどね~。それでもしおりんは向いてくれませんw;ももかれにちゃんは本当ファン思いというかなんと言うか(T_T)推し変しちゃうぞ!しおりん!
他のメンバーも半端なくかわいい!みんなに癒されましたぁぁ~^v^
伝説的セットリスト
あとは~セットリスト。曲順とかの善し悪しは分からないほうですが、今回は特徴的で、最近ではももクノという特殊なケースを除いて全くと言っていいほどやらない曲をバンバンやっていました。古い曲を最高にかっこいい舞台セットのなかでできたのはより伝説性を高めたんじゃないでしょうか。希少性もやばい!
かわええポイント
フライングして告知文書が出たときの文字の隠し方とかかわえかったwあれは床がディスプレイじゃないと無理だね!
男ゆえに
あの盛り上がりは男ゆえにでしょう。
女祭りは女祭りでよさはあったと思います。
FCが設立され、入口では転売防止策としてのIDチェック。おかげで真のももクロファンがあの会場に居たんだと思います。
僕の席の両脇は全力「うりゃ」を生業とする「うりゃ」師のお二人でしたので、もの凄く声が出しやすかったです。正確に見積もっても、いつもの1.7倍は声が出ていたと思いますw
その熱量がももクロを後押しし武道館を埋め尽くしたと思います。最後はいつもよりも空気が湿気てましたし、充足感とともに疲労も体の火照りもありました。
このスポーツにもにた熱量がももクロの本当の魅力でしょう。ももクロの魅力はライブにありとは言いますが、僕はももクロだけでなく、そこにファンがいて、そしてぶつかり合う熱量があってのことだと思います。ゆえに「ももクロの魅力はライブでの熱量」だと思います。
そしてその熱量の片りんは開演前の会場を満たすBGMからはじまっていたと誰もが言うでしょう。男祭りゆえにBGMにはだいぶ"男"な曲がチョイスされていました。そして北斗の拳のテーマでは会場でなぜか合唱wこの時からみな抱えてきた熱量を抑えきれなくなっていたんでしょう。
悲しいことにあれはもう二度とない
(by natalie)
あの感動をもう一度ということでBD/DVDの発売が待たれますし、もちろん買いますが。
あそこで感じた本当の感動は映像では無理だと思います。これは始まった瞬間から思ってたことです。
あの空間に360度カメラをまんべんなくみっちり浮かして、それを好きなように選択して、方向も好きに操作できる映像が販売されれば可能かもしれませんが、そんなもんは浮いてませんでしたのでそんなものは販売されないでしょう。
あの時、あの場所でなければあれは味わえなかったと思います。だからあの光景は絶対に忘れないようにと思います。
おすすめ度:★★★★★(人生が狂うほどヤバい!なかなか5つはつけませんよ!)