ケントのブログ(ふわふわ)

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【ネットリテラシー講座】怪しいECサイトの見分け方

異様に安くNIKEとかのスニーカーを扱うECサイトがありました。 やけに安いので警戒しますよね。 尻尾をつかむべく調べてみたらNG物件だろうどうみても!という結論にいたりました、 本物なら欲しいと思ってたんだけど、残念!

そう判断するにいたったポイントをメモしておきます。

「こいつぁどす黒いにおいがするぜ・・・」

値段が安すぎる。

これが今回の怪しさに気づくきっかけ。市場価格と変わらないけど実は偽物を扱ってるってのもあるでしょう。その場合は、ここで気づきにくいですよね。 「安かろう、悪かろう」ってことでこのショップを勘ぐってみることになりました。

住所がおかしい

怪しいサイトの住所が軒並み同じ場所を指定しているとかありみたいです。 まあそれは結果論で覚えてられないのでGoogleで調べてみましょう。 怪しい住所の場合は誰かが書いてるかもしれません。 あとはGoogleMapで調べてみましょう。最近は建物名まで出てますし、ストリートビューで外観から確認もできます。

今回の場合、調べようとした時に気がつきました。 住所の末尾がなんとまあw「0」で終わってたんですよwそりゃあ無いわw

電話番号がおかしい

見たことのない数字の羅列でした。もしかしたらこういうのもあるのかなと思いまして念のために総務省のサイトで調べてみました。

そこによると、日本国内のルールでは一般電話は「0+5桁+4桁」。 IP電話は「050+4桁+4桁」。携帯電話・PHSは「0X0+3桁+5桁」です。 みんな「0X0+4桁+4桁」こちらで教わってると思いますがこちらの認識でもいいと思います。

簡単にしますと⇒一般電話「0+9桁」。IP電話・携帯電話・PHS「0X0+8桁」。

僕が見かけたのは電話とFAXともに「123-456-7899(数字は置き換えました)」こんなでした。 電話して確認するのも怖いですよね。 なのでこういう方法で見分けてみました。

僕は以上の3点から黒認定しました。 「安すぎる」で60%くらい怪しくて、「住所・電話番号が変」で99%くらい怪しいと思った方がいいかと。

警戒心を高めるポイント

以下は決定打にはならないけど、ピクっと「怪しいかもアンテナ」を働かせた方がいいポイントです。

楽天/Yahoo、その他ECモール系でない独自サイト

これは優良なECサイトも多いので一概に言えないのですが、 はじめて利用するECサイトとかだと警戒心を持った方がよいでしょう。

楽天とかの有名どころだと、楽天らの審査を経てそのモール内に出店しているはずなので 警戒心をゆるめていいと思います。

それ以外の独自運営しているサイトだったり、 初めて聞くECサイトだったりする場合は警戒して上記3つのポイントなどで大丈夫か探ってみましょう。

評価がない

誰かが「ここのサイトはダメだ!騙された!」と発言しているかもしれません。 GoogleTwitterで調べてみるといいでしょう。

サイト内での評価があるのも信頼できるでしょう。 ですが楽天やYahooほどリソースがなくて評価機能を付けられていない中小勢力のサイトも多いので、評価がついていないだけでダメだと判断できません。 さらに言うとその評価ですらサクラだったりねつ造の可能性もあるので、 評価があるだけで信頼していいとも限りません。

FacebookページやBlogを運営していて、 多くの人がいいねをしていたり、頻繁に更新しているのとかも信頼度が高まりますね。

以上で全て見抜けるわけじゃない

春向けにスニーカーを探して2つも怪しいサイトを見つけてしまったので、その勢いでこのブログを書きました。

2つのうちの一方は、時々amazonマーケットプレイスで よく利用する業者さん(以下、A業者さん)の名前と住所を語っているサイトでした。

「おお!あそこか!」と思ったものの、 メールアドレスはフリーのヤフーメールだし、電話番号もない。 その知っているA業者さんはサイトを持ってるので確認しましたが、 そんなサイトを運営していることは書いていない。

あやしい・・・ 住所はそのA業者さんのを使ってるのでGoogleMapで確認してももちろん存在する。 (「住所があやしい」を回避する目的でしょう。)

本物なら安いしラッキー!と思いつつほぼ黒なので A業者さんの問い合わせメールから問い合わせたところ、黒判定。 当然のごとく困惑しているそう。

とまあ、今回は知っている社名を語っていたので確信をもって指摘できましたけど ひとの屋号で黒い商売しているところもあるので注意が必要ですよね。

何かの拍子に名前を使われた企業の評価が下がらないように、 自社サイトで住所・電話番号・メールアドレス・営業店舗一覧などを記載しておくことも必要でしょうね。僕みたいなのが調べられますし。

持論ですが・・・

本物にスンゲーに似ていて見分けがつかない偽物をつかまされても 本人が気がつかずに満足ならそれでいいんじゃないかと思ってます。 知らぬが仏(使い方あってる?)です。

もちろん正当な報酬が正規の会社に行かず悪い奴らに渡るのはよくないです。 それが本人に知らないところで起こっているなら、本人としてはいいんじゃないかと思います。

偽物すら送ってくれないのは不幸です。明らかに騙されたんですからね。

ネットで楽に買い物出来るって言っても、こういう邪魔ものがあると楽とも言い切れないね。

追記 2014/3/13 13:02)

送料とかの細かい情報の一部でさもリンクになってそうな「>> 会社情報はこちら」って所がリンクになっていない。 どこかからの転載と踏んでググってみたら転載元のサイトがありました。 適当に持ってきてはっつけてるのがまるわかりですね。