日本で一番悪い奴ら←ムチャクチャするでこいつら!w
日本で一番悪い奴ら。観てきましたー!
毎月1日は安く観れるってのをはじめて利用してきました。
北海道警察が舞台の警察x暴力団もので、実在した事件、人を元にしたフィクションです。
笑える映画、笑っていい映画
「実在した悪事なので笑っていいのか迷うかも知れないが、笑ってくれていい(意訳)」と監督が言ってたので、しっかり笑わせてもらいました!
映画館のほかのお客さんも笑いどころでは、みんな声を出して笑ってました。
そのためか冒頭にわざわざフィクションである事を強調してましたね。
導入
正義のため、検挙のために主人公諸星は暴力団内に協力者であるS(スパイ)を作る。それで「北海道警察のエース」と呼ばれるほどめざましい成果を上げ、その行為もそれに併せてエスカレートして行くんですが、気がついた時には偉いことになっているっていう話。
ドチャクソだけどなんだか面白い
昭和の話(最後は平成)だから許されるような、ドチャクソな論理や暴言を浴びせかけてるのになんだか面白い。もう本当にメチャクチャに言うし、殴るし蹴る!
観てる僕らは「あんた警察官だろ?w」って思ってるから笑える。それに事実と創作が混合率不明で混じってるから笑えるんだと思う。こう言う古典や故事、他にあるよねきっと。
面白いだけじゃない。心掴まれてました
そりゃ無茶苦茶してたらいい事ばっかりじゃない。その心の揺れがあるから、なんだかあいつらが可愛く見えてくる。法的にも倫理的にも確実に悪い奴らなんだけど、なんだか憎めない。
一般人には迷惑かけてなかったんで、笑えますよ。ちゃんと自分らに返ってきます。因果応報です。(これで笑えないって人は当事者たちかクレーマー)
で?良かったの?→むっちゃ満足!
「そろそろ終わるかな?」と気にしだして、「どんな所でオチがつくんだろう」と気にしてたら、まだ続く。そんでもまだ続く。
見たいところまでしっかり見届けて2時間半って感じでした。たっぷりで大変満足!!
まとめ
暴力団が出てくる映画はあまり見ない上でのイメージですが、暴力団が出てくる映画は理不尽な怖さを描くことが多い気がします。
それに対してこの映画はムッチャクチャするんだけど、喜怒哀楽があってポップ。その感じが日本映画よりもアメリカの映画に近いと思います。この感じ見た人に伝わりますかね。
あとコーヒーをコーヒー牛乳くらいマイルドにしたら木更津キャッツアイに似てる気がする。それはちょっと強引ですかね。
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